富山県生まれ
ARTISTS
田村友一郎
映像や美術といった旧来の領域にとらわれない独自の省察の形式を用いた作品を通して、特権的な現代美術の観客へのメッセージを意図するだけでなく、ときに観客とのあいだに従来とは異なるコミュニケーションをもたらす。
1977年富山県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了。ベルリン芸術大学空間実験研究所在籍(2013-2014)。現在、京都市を拠点に活動。近年の主な展覧会に「Milky Mountain / 裏返りの山」(ゴベット・ブリュースター美術館、ニュープリマス、2019)、「美術館の七燈」(広島市現代美術館、広島、2019)、「わたしはどこにいる?」(富山県美術館、富山、2019)、「六本木クロッシング」(森美術館、東京、2019)、「The Fabric of Felicity」(GARAGE現代美術館、モスクワ、2018)、「叫び声/Hell Scream」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2018)、釜山ビエンナーレ 2018、日産アートアワード2017など国内外多数。
WORKS
EXHIBITIONS
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炭田紗季、田村友一郎、流麻二果、新田友美、ホセ・パルラ、カンディダ・へーファー「Best Wishes,」2022年6月4日 - 2022年7月2日
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ファビアン・クネヒト、田村友一郎、ラウル・ワルヒ「suspense」2020年3月7日 - 2020年4月4日
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オレンジリボンチャリティー展2018年7月24日 - 2018年8月4日
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-Special Event- 田村友一郎「田村のカーズ・オン・ファイア」12/21(木) 11:00 – 18:00
12/22(金) 11:00 – 20:00
12/23(土) 11:00 – 18:00 -
田村友一郎「G」2017年3月11日 - 2017年4月22日
NEWS
CV
- 田村友一郎
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1977
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2003
日本大学芸術学部写真学科卒業
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2010
東京藝術大学大学院映像研究科修了
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2017
東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程終了
- 主な個展
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2022
「アニマルスピリット/Animal Spirits」「クールの再生/Rebirth of the Qool」、SRR Project Space、東京
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2019
「Milky Mountain / 裏返りの山」Govett-Brewster Gallery | Len Lye Art Centre、ニュージーランド
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2018
「叫び声/Hell Scream」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都
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2017
「田村のカーズ・オン・ファイア」Yuka Tsuruno Gallery、東京
「試論:栄光と終末、もしくはその週末/Week End」小山市立車屋美術館、小山
「G」Yuka Tsuruno Gallery、東京 -
2015
「Ich fliege zurück mit Lufthansa.」Yuka Tsuruno Gallery, 東京
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2013
「NIGHTLESS|Last Signing Room」YUKA TSURUNO Gallery、アートバーゼル香港
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2012
「NIGHTLAND」YUKA TSURUNO、東京
- 主なグループ展
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2022
「Double Vision」Tai Kwun、香港
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2021
「文化庁メディア芸術祭 京都展 科学者の見つけた詩 −世界を見つめる目−」京都文化博物館、京都
「Try the Video-Drawing」TAV GALLERY、東京
「DELTA」KAYOKOYUKI、駒込倉庫、東京
「リニューアル記念コレクション展 ボイスオーバー」滋賀県立美術館、大津
「Omoshirogara: 99 Kimonos from the Inui Collection 」Museum DKM、デュースブルク
「ギフト、ギフト、」八戸市美術館、青森 -
2020
「suspense」ユカ・ツルノ・ギャラリー、東京
「ISDRSI 磯人麗水」豊岡市立美術館-伊藤清永記念館-、豊岡
「alter-narratives」オンライン
「Participation Mystique」明当代美術館、上海
「DOMANI・明日展 plus 2020: 〈前夜〉を生きる」オンライン
「ヨコハマトリエンナーレ2020 AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」横浜美術館、オンライン
「Interrupted Meals」昊美術館、上海
「Super Flatland」White Conduit Projects、ロンドン
「Readings from Below」Times Art Center、ベルリン
「日産アートアワードコレクション」日産本社ギャラリー、横浜
「Welcome to Sylvanian Gallery」Utrecht、東京
「ENCOUNTERS」ANB Tokyo、東京
「task」アートラボあいち、名古屋 -
2019
「2019 Asian Art Biennale: The Strangers from beyond the Mountain and the Sea」国立台湾美術館、台中
「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」国立新美術館、東京
「美術館の七燈」広島市現代美術館、広島
「わたしはどこにいる? 道標(サイン)をめぐるアートとデザイン」富山県美術館、富山
「六本木クロッシング2019展:つないでみる」森美術館、東京 -
2018
「The Fabric of Felicity」ガレージ現代美術館、East Gallery、モスクワ
「釜山ビエンナーレ2018 “Divided We Stand”」釜山現代美術館、釜山
「APB Foundation Signature Art Prizeファイナリスト展」シンガポール国立美術館、シンガポール -
2017
「THE SCRAP」THE SCRAP、ソウル
「works on paper」rin art association、高崎
「日産アート アワード2017:ファイナリスト5名による展覧会」BankART Studio NYK、横浜
「横浜トリエンナーレ2017 “島と星座とガラパゴス”」日本郵船氷川丸、横浜
「Festival of Future Nows」ハンブルガー・バーンホフ現代美術館、ベルリン
「2 or 3 Tigers」世界文化会館(HKB)、ベルリン
「Mode of Liaisons」バンコク芸術文化センター、バンコク
「MARKING TRIANGLES」ケルン日本文化会館、ケルン -
2016
「MOVING!」富山県立近代美術館、富山
「第21回アートフィルム・フェスティバル」愛知芸術文化センター、名古屋
「BODY/ PLAY/ POLITICS」横浜美術館、横浜
「KYOTO EXPERIMENT 2016」京都芸術センター、京都
「文化庁メディア芸術祭20周年企画展」3331 Arts Chiyoda、東京
「ARTIST PRACTICE」アートフェア東京、東京 -
2015
「Domani:明日展」国立新美術館、東京
「Whenever Wherever Festival 2015」森下スタジオ、東京
「in To Asia 2015 : Time-based Art Festival」クィーンズ美術館、ニューヨーク
「物語りのかたち − 現在に映し出す、あったること」せんだいメディアテーク、仙台
「Oil on canvas」YUKA TSURUNO GALLERY、東京
「スキーブーツ・ダイアローグ」DOCK 、バーゼル
「バーゼルの悪夢」アトリエ・モンディアール、バーゼル
「Making Border – Afterimages and Profections」DNA Galerie、ベルリン
「Asian Film Video Art Forum」国立現代美術館、韓国
「アーティストフェア台湾」台北 -
2014
「Festival of Future Nows」ベルリン美術館、ベルリン
「SeMA ビエンナーレ・メディアシティ・ソウル2014」ソウル市美術館、ソウル
「これからの写真」展、愛知県美術館、愛知
「MEDIA/ART KITCHEN AOMORI −ユーモアと遊びの政治学」青森公立国際芸術センター青森(ACAC)、青森
「MEDIA/ART KITCHEN YAMAGUCHI −地域に潜るアジア」山口情報芸術センター(YCAM)、山口
「恵比寿映像際 TRUE COLORS」東京都写真美術館、東京
「Walk In Progress」ヴァイタミン・クリエイティブスペース、広州、中国 -
2013
「Media/Art Kitchen – Reality Distortion Firld」Map KL・Publika、クアランプール / アラヤ美術館、マニラ
「Whenever Wherever Festival 2013」森下スタジオ、東京
「瀬戸内国際芸術祭2013・秋」粟島、香川
「ACCIDENTAL ACCOMPLISHMENT by the Institut für Raumexperimente/Klasse Olafur Eliasson」ベルリン芸術大学空間実験研究所、ベルリン
「(n)on site」km temporaer, ベルリン
「Elastic Video」ニーダーエスターライヒ州立芸術センター、ウィーン -
2012
「MOTアニュアル2012 風が吹けば桶屋が儲かる」東京都現代美術館、東京
「国東アートプロジェクト2012秋季《アートツアーいりぐちでぐち》」国東半島、大分
「trippen + 田村友一郎展」trippen 原宿、東京
「第四回粟島芸術家村滞在作家展」粟島、香川
「Open Skylines」国際交流基金、ハノイ
「TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ALL NIGHT FINALE」トーキョーワンダーサイト青山、東京
「TOKYO STORY 2011」トーキョーワンダーサイト渋谷、東京
「文化庁メディア芸術祭ネットワークス仙台巡回展」せんだい演劇工房10-BOX駐車場、宮城
「靉嘔 ふたたび虹のかなたに《七つの丘の出来事》」東京都現代美術館、東京 -
2011
「TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL」トーキョーワンダーサイト渋谷、東京(伊藤憲孝との共同作品)
「黄金町バザール2011」黄金町、神奈川
「僕らはいま一体どこに立っているんだろう?」トーキョーワンダーサイト渋谷、東京
「TOKYO STORY 2010」トーキョーワンダーサイト渋谷、東京
「イメージの手ざわり」横浜市民ギャラリーあざみ野、横浜
「3rd off Free International Film Festival」ソウル
「Piemonte Share Free International Film festival 2011」トリノ
「HYPER JAPAN 2011」ロンドン
「SIGGRAPH 2011」ヴァンクーバー
「FILE 2011」サン・パウロ
「WRO biennale 2011」ヴロツワフ(ポーランド)
「世界に開かれた映像という窓」広島市現代美術館、広島
「第57回オーバーハウゼン国際短編映画祭」オーバーハウゼン(ドイツ)
「第14回文化庁メディア芸術祭」新国立美術館、東京
「KIRIN Big in Japan」シドニー/メルボルン
「第3回恵比寿映像祭」東京都写真美術館、東京 -
2010
「OPEN MISSION」トーキョーワンダーサイト本郷、東京(荒木悠との共同作)
「これも自分と認めざるをえない展」21_21 DESIGN SIGHT、東京(佐藤雅彦、入来篤史との共同作品)
「DOUBLE VISION」Le Lieu Unique、ナント
「東京藝術大学修了展」東京藝術大学、横浜 -
2009
「NO MAN’S LAND」旧在日フランス大使館庁舎別館、東京
「OPEN STUDIO 2009」ヨコハマインターコンチネンタルホテル/東京藝術大学新港校舎、横浜
「Media Practice08-09」BankART Studio NYK、横浜 -
2008
「田村友一郎・岸山浩之展」THERME GALLERY、東京
- 舞台
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2021
「テイストレス」京都芸術劇場春秋座
- 受賞
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シグネイチャー・アート・プライズ 2018、ファイナリスト
日産アートアワード2017、ファイナリスト
第14回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞、2011
エスクァイア日本版デジタル写真賞’05-’06審査員特別賞、2006 - 助成
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テルモ生命科学芸術財団、2018
横浜市若手芸術家育成助成、2016、2017
文化庁短期芸術研修海外派遣、ドイツ、2016
ポーラ美術振興財団・在外研究助成、ベルリン、2014
文化庁新進芸術家海外派遣、ベルリン・ロンドン、2013 - レジデンス
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ライクスアカデミー、アムステルダム、2017
ACCアジア・カルチュア・センター、光州、2016
アトリエ・モンディアール、バーゼル、2015
ワットポー、バンコク、2012
スカイラインズ・ウィズ・フライング・ピープル、国際交流基金、ハノイ、2012
粟島AIR、粟島、2012
トーキョーワンダーサイト青山、東京、2010 - コレクション
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KADIST、『Hey Daddy, Hey Brother』、2017
愛知県美術館/愛知芸術文化センター、『アポロンの背中』『アポロンの裏切り』、2016
ソウル市立美術館、『世話料理鱸包丁』、2015
東京都写真美術館、『NIGHTLESS vol.6』、2012
東京藝術大学大学美術館、『NIGHTLESS vol.4』、2010 - 出版物
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『Week End / End Game』田村友一郎+服部浩之、2017
『マークする三角形』田村友一郎+ラウル・ワルヒ、2017 - 文献・掲載誌
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【カタログ】
『話しているのは誰?現代美術に潜む文学』国立新美術館、2019年、p.45-72
『2019 Asian Art Biennale The Strangers from Beyond the Mountain and the Sea』国立台湾美術館、2019年、p.15
『美術館の七燈』広島市現代美術館、2019年、p.192-202, 224-225
『六本木クロッシング2019点「つないでみる」』森美術館、2019年、p.124-129
『Busan Biennale 2018 Divided We Stand』Busan Biennale Organizing Committee、Sternberg Press、2018年、p.356-359
『APB Foundation Signature Art Prize finalist exhibition』シンガポール美術館、アジア・パシフィック・ブリュワリーズ財団、2018年、p. 76-79, 129
『ヨコハマトリエンナーレ2017「星と星座とガラパゴス」』青幻舎、2017年、p. 132-133
『物語りのかたち − 現在に映し出す、あったること』せんだいメディアテーク、2016年、p. 60-72, 84-88
『第18回DOMANI・明日展』文化庁、2015年、p.54-61
『メディア/アートキッチン アオモリ ユーモアと遊びの政治学』青森公立大学国際芸術センター青森[ACAC]、2015年、p.35-37
『Ghosts, Spies, and Grandmothers』SeMA Biennale メディアシティ・ソウル、ソウル市立美術館、2014年、p.22-23
『第6回恵比寿映像際 トゥルー・カラーズ』東京都写真美術館、東京文化発信プロジェクト、2014年、 p.56-59
『これからの写真』愛知県美術館、朝日新聞社、2014年、p.92-99
『MEDIA/ ART KITCHEN – REALITY DISTORTION FIELD 2013-14, The Document』国際交流基金、2014年、p.40-41, 73(EXHIBITION), 24(ARTISTS)
『MOT ANNUAL 2012 風が吹けば桶屋が儲かる』東京都現代美術館、2013年、p. 154-172
『第14回文化庁メディア芸術祭 受賞作品集』文化庁メデイア芸術祭事務局、2011年、p. 20-21
田坂博子「アナザー・ランドスケープ」『第3回恵比寿映像祭 デイドリーム ビリーバー!!』東京都写真美術館、2011年、p. 100-103【関連文】
「YUICHIRO TAMURA’S SUKAJAN BOMBER JACKETS」『PROVENCE REPORT AW 18/19』2018-2019年秋冬号、Spector Books、p162-163
小崎哲哉「REVIEW40人のここが気になる」『ケトル vol.45』2018年10月号、太田出版、P87
砂山太一「砂山太一評:田村友一郎『叫び声/Hell Scream』」https://bijutsutecho.com/magazine/review/18522 2018年10月11日
五十嵐卓「「分断」「政治」テーマに 釜山・光州ビエンナーレ」毎日新聞、2018年10月4日(夕刊)、文化4面
林央子「here and there」 vol.13 HYSCINTH REVOLUTION issue、Nieves、2018年、p. 21 藤田直哉 「REVIEW04」『美術手帖』2017年12月1日号、美術出版社、p. 200-201
かないみき「WORLD NEWS BERLIN」『美術手帖』 2017 年6月1 日号、美術出版社、 p. 142-143
服部浩之「REVIEWS08」『美術手帖』 2017 年6月1 日号、美術出版社、p. 194-195
「THE STATER’S GUIDE TO BUYING ART」『BRUTUS』 2016 年11月1 日号、マガジンハウス、 p. 60
林央子 「林央子のWhat’s Art?」『GINZA』、2016年11月号、マガジンハウス、p.119
Ro Seongja「Yuichiro Tamura, Che Onejoon: Standing At the Crossroads of Histories(インタビュー)」『SPACE』 Vol. 562、 2014年9月号、p. 98-101
林央子「アーティストが訴えるもうひとつの現実」『GINZA』2013年2月号、p. 164
「14回文化庁メディア芸術祭受賞記念 特別座談会」『PHOTO GRAPHICA』vol. 21、2011年、p.188-189
『映像作家100人 2011』BNN新書、2011年、 p. 186-187
佐藤雅彦『属性』求龍堂、2010年、p. 16 – 17 - 作家ウェブサイト