奈良県生まれ
ARTISTS
新田友美
白いキャンバスに浮かぶ匿名的で抽象化された女性像を描いた絵画シリーズ「Infinite Set(無限集合)」を通して、人間の存在論的な営みと、そこに立ち昇る無限の世界や曖昧な認識の世界を長年探求してきた。近年は、鳥や自然をモチーフとして、別の角度から同じテーマ、生命や世界のあり方について考え表現する作品にも取り組んでいる。
1978年奈良県生まれ、2001年京都大学法学部卒業、2010年多摩美術大学美術大学卒業。多摩美術大学に入学する以前は米国に渡りコーコラン・カレッジ・オブ・アーツ・アンド・デザインやペンシルバニア美術アカデミーで美術を学ぶ。現在、シンガポール在住。近年の個展に「Hanging Garden」(ジャパン・クリエイティブ・センター、在シンガポール日本大使館、2016年)、「Infinite Set 3」(Hillyer Art Space、ワシントンDC、2012年)、グループ展に「Presence: Figurative Painting」(The Morris and Gwendolyn Cafritz Foundation Arts Center King Street Gallery、米メリーランド、2015年)、「Likeness: Tomomi Nitta + Karen Ann Myers」(The Athenaeum Gallery、米ヴァージニア、2012年)、など。
WORKS
EXHIBITIONS
CV
- 新田友美
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1978
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2001
京都大学法学部卒業
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2010
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
- 主な個展
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2017
「Hanging Gardens」Yuka Tsuruno Gallery、東京
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2016
「Hanging Gardens」在シンガポール日本大使館 ジャパン・クリエイティブ・センター、シンガポール
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2015
「Infinite Set 4」YUKA TSURUNO Gallery、東京
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2012
「Infinite Set 3」Hillyer Art Space、 ワシントンD.C
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2011
「Infinite Set 2」YUKA TSURUNO Gallery、東京
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2010
「ANA MEETS ARTS」羽田空港全日空ラウンジ、東京
「Infinite set 1」YUKA CONTEMPORARY、東京 - 主なグループ展
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2020
「The Rite of Spring」ユカ・ツルノ・ギャラリー、東京
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2015
「Oil on canvas」YUKA TSURUNO Gallery、東京
「Presence: Figurative Painting」The Morris and Gwendolyn Cafritz Foundation Arts Center King Street Gallery, メリーランド(アメリカ) -
2012
「Likeness / Interpretations of Portraiture」The Athenaeum Gallery、ヴァージニア(アメリカ)
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2010
「Angelica 01」YUKA CONTEMPORARY、東京
「多摩美術大学修了展 2010」多摩美術大学、東京
「第35回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」国立新美術館、東京
「No Man’s Land」フランス大使館、東京 -
2009
「Emerging Artists 2009」Gallery Q、東京
「三菱商事アートゲートプログラムIII」Eye of Gyre、東京
「Tomomi Nitta & Saeko Asai」Genkan Gallery、東京 -
2008
「Amuse Art Jam 2008」京都市文化博物館、京都
「三菱商事アートゲートプログラムII」Eye of Gyre、東京
「Viaart 2008」シンワ・アート・ミュージアム、東京 -
2007
「Pushing Paper」VisArt Gallery、メリーランド(アメリカ)
- 文献・掲載誌
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Stephanie Merry「Each portrait tells a story of its own」THE WASHINGTON POST、2012年8月 24日、 p.25
『NO Man’s Land 創造と破壊』展カタログ、ハシェット婦人画報、2010年、p.334 – 335
「新人大図鑑2010」『美術の窓』生活の友社、2010年6月号、p.72 - コレクション
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宮津大輔コレクション
- 作家ウェブサイト