新潟県生まれ
ARTISTS
山谷佑介
初期に発表したユースカルチャーの儚い姿をストレートなモノクロ写真で捉えた「Tsugi no yoru e」で注目される。それ以降、ライブハウスやクラブの床、自身の新婚旅行、都市の郊外、セルフポートレートなどさまざまなテーマの作品を展開し、現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークなヴィジョンを提示している。その活動は、自身の立つ場所と目の前にある実在にあくまで即しながら、社会のなかに写真メディアをとらえ、その論理をコンセプチュアルにたどる構造を持ち、新たな写真表現の可能性を探求している。
1985年新潟県生まれ。立正大学文学部哲学科卒業後、外苑スタジオに勤務。その後、移住した長崎で出会った東松照明や無名の写真家との交流を通して写真を学ぶ。主な展示に「BEYOND 2020」(KunstENhuis、アムステルダム/amana Gallery、東京/Galerie Nicolas Deman、パリ、2017年)、「Into the Light」(BOOKMARC、2017年)、「Lianzhou Foto 2016」(連州、中国、2016年)、「KYOTOGRAPHIE」(無名舎、京都、2015年)、「Four From Japan」(コンデナスト、ニューヨーク、2015年)、「東京国際写真祭」(2015年)など。
WORKS
EXHIBITIONS
NEWS
CV
- 山谷佑介
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1985
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2008
立正大学文学部哲学科卒業
- 主な個展
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2021
「RAMA LAMA DING DONG」LIBRIS KOBACO、福岡
「Tsugi no yoru e」BOOKMARC、東京 -
2020
「TOKYO BY CAR」flotsam books、東京
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2019
「I came back home」ギャラリー山谷、東京
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2018
「Drs」アートギャラリー石、東京
「Doors」Yuka Tsuruno Gallery、東京
「The doors」ギャラリー山谷、京都 -
2017
「Into the Light」BOOKMARC、東京
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2016
「Rama Lama Ding Dong」Lianzhou Foto 2016、連州市、広東
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2015
「RAMA LAMA DING DONG」YUKA TSURUNO Gallery、東京
「Use before」ギャラリー山谷、東京/PULP、大阪
「Tsugi no yoru e」無名舎(KYOTOGRAPHIE)、京都
「Yusuke Yamatani: Recent Works」Alison Bradley Projects、ニューヨーク -
2014
「ground」POST/limArt、東京
「Tsugi no yoru e」YUKA TSURUNO Gallery、東京 - 主なグループ展
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2022
第14回恵比寿映像祭「スペクタクル後 AFTER THE SPECTACLE」東京都写真美術館
「雑誌『写真』創刊記念展」、ふげん社、東京 -
2021
「VOCA展 2021」上野の森美術館、東京
「constellation #02」rin art association、高崎 -
2020
「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」ユカ・ツルノ・ギャラリー、東京
「Emerging Contemporaries Group Show」Michael Hoppen Gallery、ロンドン -
2019
「Today is -Next Generations of DAIDO MORIYAMA」ソニースクエア渋谷プロジェクト、東京
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2018
「塚」Centre for Contemporary Photography、オーストラリア
「NON FICTION 2018」萬福寺/peel/Pulp、大坂 -
2017
「BEYOND 2020」KunstENhuis、アムステルダム/amana Gallery、東京/Galerie Nicolas Deman、パリ
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2016
「at home」Yuka Tsuruno Gallery、東京
「dix vol.1」QUIET NOISE arts and break、東京 -
2015
FOUR FROM JAPAN: CONTEMPORARY PHOTOGRAPHY、コンデナスト・ギャラリー、ニューヨーク
東京国際写真祭、東京 -
2014
「Some like it witty」Gallery Exit、香港
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2013
「burst」tokyo arts galley、東京
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2012
「Possibly Talented」The blank GALLERY、東京
「FROM THE SUBLIME TO THE RAD」No.12 GALLERY、東京 -
2011
「asian photo arts」Instyle Photography Center、東京
- 出版
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『Doors』、2020
『Into the Light』、2017
『RAMA LAMA DING DONG』、2015
『Use Before』a0、2015
『ground』 lemon books、2014
『Tsugi no yoru e』(2nd version)、YUKA TSURUNO Gallery、2014
『Tsugi no yoru e』2013 - 文献・掲載誌
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Shin Ino「写真家 山谷佑介がヨーロッパツアーに出た理由」『Co:labs』2019年11月11日
Marigold Warner 「Doors: a multi-sensory drum performance」『British Journal of Photography』2019年8月7日
「独自の感性で、「光」を表現する4人。」『PEN』2018年4月15日号、CCCメディアハウス、p.68-69
「Photographers Now vol.24」『COMMERCIAL PHOTO』2017年7月号 、玄光社、p. 17-32
「THE STATER’S GUIDE TO BUYING ART」『BRUTUS』2016年11月1日号 、マガジンハウス、p. 46
小松準也、「アートと暮らせば」『BRUTUS』2016年11月1日号 、マガジンハウス、p. 63
John L. Tran「Three artists wondering in the darkness」The Japan Times、2016年6月15日、p. 7
山谷佑介「拝啓、森山大道さま。」『BRUTUS』2016年3月1日号(no. 818)、マガジンハウス、p. 110-111
トモコスガ『IMA』 2015年/Winter Issue、p.65-p.74
「TAKE IT OR LEAVE IT」『STUDIO VOICE』 2015年/12月号、p.154-p.155
トモコスガ「特集「New Shutter Age」ーあなたの写真の見方を変える、新世代の写真家たち」『EYESCREAM 』2015年/12月号、p.42-p.47
日本経済新聞、2015年4月23日号
飯沢耕太郎「注目の写真家たち」『アサヒカメラ』2015年/1月号、朝日新聞社、p.104
飯沢耕太郎「にっぽんの現代写真は面白い!」『アートコレクターズ』2014年/5月号、生活の友社、p.53
タカザワケンジ「写真家と写真家との間のコミュニケーション」『アサヒカメラ』2014年/5月号、朝日新聞出版、p.174
『COMMERCIAL PHOTO』2014/4月号、玄光社、p.64
『アサヒカメラ』2014年/3月号、朝日新聞出版、p.90 – 97 - コレクション
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ピゴッチ・コレクション
- 作家ウェブサイト